デザイナーのためのペットボトルのラベル印刷・制作方法やテクニック

あぴ~る水
ラベル印刷フォーマット

水滴シュリンクフィルムの印刷について

シュリンクフィルムの印刷については多くのデザイナー様よりお問い合わせをいただきます。

会社やご家庭でもなじみの深いデジタルプリンター。このプリンターはC水色、M赤紫っぽい色、Y黄色、K墨の4つの色を混ぜて様々な色が作られています。

C→Cyan=シアン
M→Magenta=マゼンタ
Y→Yellow=イエロー
K→Key plate=キープレート(墨)

紙に印刷する時は紙自体が白なので問題ないのですが、下地が白でない場合は下地の色を拾ってしまいキレイな印刷ができないことがあります。そうした時はこのCMYKに加えて、色がしっかり映えるように白のインクを敷き、その上にCMYKのカラーを印刷していきます。

なぜこのような前書きが必要だったかと言いますと、シュリンクフィルムはその名の通りフィルム=無色で透明です。下地が白でないもの以上に色が透けてしまいます。

下地に「白」あり 下地なし

そのためフィルムに白を入れるという工程が必要になります(正しくは1色追加になる)。
この特徴について目線を変えると透明を活かしたデザインなど選択肢が広がるといったメリットもあります。

シュリンクフィルムは裏から印刷する

実はシュリンクは我々が正面から見たときの裏側から印刷をかけます。
これはフィルムの表面(片面)のみ印刷可能なフィルムとなっているからです(インクジェットフィルムも印刷する側が指定されています)。
そのためインクが載る順番としては初めにCMYKのカラーがフィルムにのり、次に白がのることになります。これは通常の印刷とは逆の順番になるということです。

ラベルデザインは通常の制作方法でOK

フィルムについては色がのる順番は通常と逆ですが、これはあくまで印刷工場の問題であってデザイナーとしては通常の制作方法と何も変わりません。
各社から指定されているフォーマットに習い色の濃さも100%で構いません。
校正物を見ながら進めていきましょう。

色校について

弊社は色校正用の透明フィルムをご用意しています。濃淡を変えて5パターン作成できますのでご依頼ください。
ちなみにフィルム色校はかなりしっかり見ないと5つの違いが分かりません。それだけ精度が高い印刷で仕上がっていますのでご安心ください。

色校正用の透明フィルム

シュリンクフィルムもデジタル印刷

あぴ~る水はデジタル印刷機を使います。CMYK以外の特色と言われるものもご相談可能です。
しかしある一定の枚数を超えるとプリントスピードが遅くなりブレが生じる可能性が出てくることからグラビア印刷への切り替えが必要になります。いわゆる「版」によって印刷するタイプです(版代など詳しくはお問い合わせください)。
クオリティはほぼ変わりませんがコストの面含めある一定枚数での分岐点があるのでご注意ください。

水滴シュリンクフィルムでのデザインテクニック

ここからはデザインを作る際のテクニックをご紹介していきます。

透明感を出すデザイン

フィルムという透明だからこそ活かせるデザインがあります。
コンビニなど市販で良く見かけるデザインはとても洗練され、しずる感がでていかにも飲みたくなるイメージを彷彿させます。透ける部分と透けない部分を上手くわけており、写真の様に透けさせることで透明感が増しキレイに見せることができます。

透明感を出すデザイン

テキストのコントラストを強調する

よく会社のロゴを使用する際に使われるテクニックですがテキストに白をのせたあと黒をのせるパターンです。「白びき」といわれるテクニックですが文字をくっきりさせることができます。
写真を見ると分かるかと思いますが白引きなしではこれだけ薄くなります。ちなみに両方とも黒100%です。

テキストのコントラストを強調する

透明を活かしたシンプルなデザインで、左が白びきあり、右はなしで制作しております。
前者だとまれに文字が強調されず裏の食品表示が透けて見えることがあります。
白を使う使わないで文字の印象がこれだけ変わってきます。その他、テキスト含めデザインについて白引きなしで進める場合は「どのくらい透明になるか」が非常に分かりにくいため、ベテランのデザイナーさんでも判断しづらいと思います。
色校を行いながら進めていく方がよいでしょう。

フォーマットの見方

あぴ~る水のフォーマットを例に見ていきましょう。

あぴ~る水のフォーマットの例
テンプレートはこちら

データでの具体的な作り方ですが、赤枠内が印刷可能範囲です。
上が白引き用の白版データです。黒く塗りつぶしていますがこの部分に白がのります。つまり、食品表示部分や複数箇所の「円」は白がのることになります。
下がCMYK用データです。今回のデザインは円のモノグラムを意識したデザインですが、場所によって透過・非透過させ飽きさせないデザインになっています。ちなみに色の載っていないところは透けています。
このデータを使ったあぴ~る水の完成形はこのようになります。

あぴ~る水の完成形

入稿時の注意点

入稿用のAIデータは必ずCC以下のversionで保存してください。
一部白引きの時は2枚ご提出をお願いいたします。
※1枚目:CMYKデータ、2枚目:白引きデータ(黒く塗りつぶす必要はございません。)
文字は全てアウトライン化をお願いいたします。

白引きなしのグラデーションや黄色はほぼ見えない

フィルムでの白引きなしでの明るい色やグラデーションは想像しているよりも見えづらい仕上がりとなります。元の色とはかなり異なると思ってください。
もうお気づきかと思いますがシュリンクフィルムのデザインは白引きのテクニックが必要になります。
カラーを出したいところ、テキストのコントラストを出したいところ。透過させたいところ。担当者に相談しながら色校を確認することをおススメいたします。

水滴シュリンク以外のラベル

あぴ~る水ではシュリンクフィルム以外にキャストコート・ユポ紙をご用意しています。
それぞれ特徴がありデザインによって選択する方もいらっしゃいますのでデザイナーとしてしっかり押さえておきたいポイントです。
特徴を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

水滴あぴ~る水の事例

シュリンクフィルムは難しい。そう思ったデザイナー様もいらっしゃったかと思いますが、シュリンクフィルムほどデザインの自由度が高いものはありません。オリジナルウォーターは中身が透明であるからこそシンプルで洗練された・オシャレにすることができます。水とペットボトル専門のメーカーである弊社が携わった経験をもとに丁寧にご提案いたしますのでご安心ください。

あぴ~る水の事例

OEMとして社名を載せます

食品表示の裏ラベルですが「製造者」部分を「販売者」として企業様の名前に変更することができます。こちらもご要望ございましたら申しつけください。
※「製造者」は枠外に記載させていただきます。

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